NEWS
BACK
【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 第1ステージ 福岡ステージ 筑後市〜八女市 120.43km (19.97km+16.74km×6 LAPS)
増田が逃げに乗りボーナスタイムを獲得、ガリッボが3位に
開催日: 10月11日
距離:120.43km (19.97km+16.74km×6 LAPS)
参加チーム: 18チーム(WT 2/PT 3/CT 13)
出走選手数: 92名
TEAM UKYO出場メンバー : 増田成幸、鎌田晃輝、石橋学、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、シモーネ・ラッカーニ
TEAM UKYOスポーツディレクター : マヌエーレ・ボアロ、田村遼
レース公式サイト: https://tourdekyushu.asia/
TEAM UKYO公式サイト: https://jcl-team-ukyo.jp/
Live:https://x.gd/z71Iv
今年で3回目の開催となるマイナビ ツール・ド・九州。
ロードレース初日となる第1ステージの福岡ステージは、筑後川沿いにある筑後広域公園をスタートし、20kmほど走行した後に1周116.75kmの周回コースを6周して旧国鉄黒木駅跡にフィニッシュとなります。レースの勝負どころとなるのは、オレンジロードに設定された2級山岳のKOMポイントです。約1.6kmで平均勾配6.1%の登り坂を6回登ります。山頂から、フィニッシュまでは9.3kmは下りと平坦のみとなっています。また、周回コース内の津江神社前にはボーナスタイムの設定されたスプリントポイントが3回用意されています。TEAM UKYOは鎌田、増田が逃げにトライ。スプリントポイントでのボーナスタイムの獲得を狙う。ファンチェルとガリッボが後半の有力勢との力勝負に備える作戦で挑む。
リアルスタート直後から幾度もアタックが掛かる。7km地点で増田を含む6名が集団から抜け出す。更に1名が単独で追いつき先頭は7名になる。この逃げを集団は容認する。メンバーは、増田成幸(TEAM UKYO)、織田聖(マトリックス・パワータグ)、新城雄大(キナンレーシングチーム)、ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)、フィン・ウォルシュ(シーキャッシュ・ボディラップ)、アンドレア・ピラス(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)、ニコル・パレハ(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)の7名。周回コースに突入後、1度目のKOMでタイム差は2分を超える。1度目のスプリントポイント争いに増田が参加し、2着で通過し2秒のボーナスタイムを獲得した。2度目のKOM通過後の下りではメイン集団内で有力チームが多く巻き込まれる落車が発生。この落車に鎌田が巻き込まれてしまい、大きな怪我はないものの膝を打ってしまった影響でペダリングに支障があるためここでリタイアとなった。
有力チームが多く巻き込まれた影響でメイン集団はペースを落とし復帰を待つことに。これによってタイム差は一時的に3分を超える。残り50kkm地点の2回目のスプリントポイントで増田が1着通過で3秒を獲得し、1回目と合わせて5秒のボーナスタイムを獲得した。落車したメンバーが復帰した集団は先頭集団を吸収するべくチーム・トタルエナジーズが中心となってメイン集団を牽引し、4回目のKOMの後に先頭集団を吸収する。5回目のKOMの登りでTEAM UKYOのアレッサンドロ・ファンチェルがアタック。唯一反応したジョルダン・ジェガット(チーム・トタルエナジーズ)が反応し、2名で集団から飛び出す。下りきったところで後方からニコロ・ガリッボを含む11名が追いつき先頭は13名となる。3回目のスプリントポイントの直後に、キリロ・ツァレンコ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)がアタックし、ニコロ・ガリッボとレイン・タラマエ(キナンレーシングチーム)が反応。さらに、ジョゼフ・ピドコック(Q36.5プロサイクリングチーム)とジョルダン・ジェガットが合流し5名の先頭集団となる。追走集団となった残りの8名は牽制してしまいペースが上がらない。先頭5名からからピドコックとジェガットを切り離した先頭の3名が協調して後続殿さを広げていく。最後のKOMへの登りでガリッボがドロップし先頭はタラマエとツァレンコの2名に。タラマエが積極的に先頭を走り、差を広げながらこのまま2名でフィニッシュへ。残り100mで前に出たツァレンコがマッチスプリントを制し優勝。2位にタラマエ、43秒遅れでガリッボが3位でフィニッシュとなった。
マイナビ ツール・ド・九州 Stage1 福岡 RESULT
1. キリロ・ツァレンコ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) 2:49’32”
2. レイン・タラマエ(キナンレーシングチーム) st
3. ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO) +43”
マイナビ ツール・ド・九州 Stage1 After GC
1. キリロ・ツァレンコ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) 2:49’32”
2. レイン・タラマエ(キナンレーシングチーム) +4”
3. ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO) +49”