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【RACE REPORT】ツール・ド・おきなわ 200km
レース レポート
2025.11.10

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【RACE REPORT】ツール・ド・おきなわ 200km

終盤に有力勢と飛び出した増田が5位

開催日: 11月9日
距離:201km
UCIカテゴリー: 1.2
参加チーム: 14チーム (CT 11 / NT 1 / Club 2)
出走選手数: 65名
TEAM UKYO出場メンバー : 増田成幸、小石祐馬、石橋学、山本大喜
TEAM UKYOスポーツディレクター : 田村遼
レース公式サイト:https://www.tour-de-okinawa.jp/index.html

TEAM UKYO公式サイト: https://team-ukyo.jp/

Live:https://x.gd/2vv6Q

 

今年で37回目の開催となる、ツール・ド・おきなわ。沖縄県北部を舞台に開催されるこのレースは、国内最長となる200kmのコース。勝負どころとなるのは県道18号の残り9kmから始まる3.7km、平均勾配4%の登り坂。山頂からフィニッシュまでは約6kmとなっている。TEAM UKYOは前回覇者の山本大喜をエース、3度の優勝経験のある増田成幸をサブエースとし、石橋学と小石祐馬が2名を助ける作戦で挑む。

夜中から降り続いた雨の中、6時45分にスタートを切られた200kmのレースは2kmのニュートラル走行後にリアルスタート。逃げに乗せたいチームが多くリアルスタート直後からアタック合戦となる。10名近い逃げが形成された場合、逃げ切る可能性も高くなるためTEAM UKYOも集団前方で逃げの動きに警戒する。スタートから約1時間、40kmほどの地点でようやく4名が抜け出す。この4名にさらに3名が追いつき7名の先頭集団が形成され、集団はこれを容認。谷順成(Asttemo宇都宮ブリッツェン)、山本元喜(キナンレーシングチーム)、横塚浩平(VC FUKUOKA)、孫崎大樹(ヴィクトワール広島)、入部正太朗(シマノレーシング)、リー・ティンウェイ(台湾ナショナルチーム)、ボレッシュ・ユリアン(レンベ・ラド・ネット)の7名の逃げが決まった直後、石橋学が単独で追走するも追いつかず、集団に戻る。メイン集団はイタリアのクラブチームであるスワットクラブがコントロールを開始。1度目の与那の登りの後にユリアンとティンウェイの2名が逃げグループから先行。追走の5名に最大55秒のリードを得るも2回目の与那の登りで吸収され再び7名の先頭集団とメイングループという構図に戻る。

メイン集団をコントロールするスワットクラブは2度目の与那の登りでペースを上げ、普久川ダムの補給所を過ぎたあたりで7名を吸収。登りでのペースアップの結果30名ほどに集団は絞られる。普久川ダムからの下りを下りきった先の安波小学校前からの登り坂で何度かアタックがかかり、山頂付近で飛び出したトマ・ルバ(キナンレーシングチーム)に山本大喜(TEAM UKYO)が反応し2名で抜け出す。2名が飛び出した後のメイン集団は再びスワットクラブがコントロール。最大35秒までしかタイム差を与えず残り25kmを切った辺りで2名は吸収され、ここから再びアタック合戦となる。残り15kmを切った辺りで新城雄大(キナンレーシングチーム)とチョン・ウホ(ソウル・サイクリングチーム)の2名の飛び出しをきっかけに、ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)、岡篤志(Astemo 宇都宮ブリッツェン)、ジャコモ・カラヴァリア(スワットクラブ)、増田成幸(TEAM UKYO)の4名が合流し6名の先頭集団が形成された。有力チームから1名ずつこの逃げに乗ったため第2グループは一気にペースダウン。タイム差が40秒ほどに開いたところで勝負どころの県道18号の登りに突入する。突入直後にダイボールがペースを上げ新城がドロップ。そして増田もドロップしてしまう。その後ウホも遅れるも、下りを利用して先頭3名に合流し4名でのゴール勝負へ。激しい牽制の末、ダイボールが先行するも自分の距離を待った岡篤志がスプリント勝負を制し優勝。2位にカラヴァリア、3位にウホが入った。TEAM UKYOの増田成幸は5位、途中先行した山本大喜が10位となった。

ツール・ド・おきなわ RESULT
1. 岡篤志(Astemo 宇都宮ブリッツェン) 4:42’28”
2. ジャコモ・カラヴァリア(スワットクラブ) st
3. チョン・ウホ(ソウル・サイクリングチーム) st
5. 増田成幸(TEAM UKYO) +0’26”