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【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 第3ステージ 宮﨑・大分ステージ  宮崎県延岡市〜大分県佐伯市 119.25km (95.57km+11.84km×2 LAPS)
レース レポート
2025.10.14

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【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 第3ステージ 宮﨑・大分ステージ 宮崎県延岡市〜大分県佐伯市 119.25km (95.57km+11.84km×2 LAPS)

登りで積極的に仕掛けるも、最後は集団フィニッシュとなりガリッボが 15位

開催日: 10月13日
距離:119.25km (95.57km+11.84km×2 LAPS)
参加チーム: 18チーム(WT 2/PT 3/CT 13)
出走選手数: 88名
TEAM UKYO出場メンバー : 増田成幸、鎌田晃輝、石橋学、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、シモーネ・ラッカーニ
TEAM UKYOスポーツディレクター : マヌエーレ・ボアロ、田村遼
レース公式サイト : https://tourdekyushu.asia/

TEAM UKYO公式サイト: https://jcl-team-ukyo.jp/

 

マイナビ ツール・ド・九州の最終ステージとなる第 3ステージは宮崎県延岡市役所前から大分県佐伯市のさいき城山桜ホールまでの 119.25km。日豊海岸沿いを北上しながら、 19.8km地点のスプリントポイント、 33.5km地点の3級山岳のKOM、43.1km地点のスプリントポイント、 65.9km地点の2級山岳を経て佐伯市内の周回コースへ。1度目のフィニッシュラインに 3回目のスプリントポイントが設定されおり、スプリントポイント後に周回を 2周しフィニッシュとなる。TEAM UKYOはガリッボの個人総合 3位キープを最優先とし、ステージ優勝を狙う。また、ファンチェルはボーナスタイムで総合順位が変動するため、チャンスが有ればトライする作戦。

強い日差しが照りつける午前 10時にレーススタート。 3.8kmのニュートラル走行の後にリアルスタートが切られる。リアルスタート直後からアタックが繰り返されるが、 19.8kmにボーナスタイムの設定されたスプリントポイントが設けられているため、集団は逃げを容認せずハイスピードで進む。1度目の中間スプリントを通過後の 27kmを過ぎたあたりが 3名がアタック、更に 1名が合流し4名が先行する。入部正太朗(シマノレーシング )、宇賀隆貴(キナンレーシングチーム )、アドネ・ファン・エンヘレン (トレンガヌ・サイクリングチーム)、ニコラス・セスラー (ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング )の4名は20秒ほどのタイム差で 1度目のKOMへ突入。この登りで集団がペースを上げ、 KOM後の下りきった地点でこの 4名を吸収。2度目のスプリントポイントに向けて再び集団はハイペースで進む。スプリントポイント通過後、再びアタック合戦が始まり、44km地点で、入部正太朗(シマノレーシングチーム)、今村 駿介(アンテルマルシェ・ワンティ)、ニコラス・ヴィノク
ロフ(XDS・アスタナ)、マーク・ドノヴァン( Q36.5プロサイクリングチーム)、バティスト・ヴァディク(チーム・トタルエナジーズ)、アレッサンドロ・ファンチェル (TEAM UKYO) 、アレクシス・バガラ(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)の7名が飛び出す。2回目のKOMの手前でファンチェル、マーク・ドノヴァン、ニコラス・ヴィノクロフの 3名に絞られる。70kmほどの地点で追走が 3人に追いつき、先頭は 14名になる。TEAM UKYOからはファンチェルとガリッボの 2名が含まれる.。

ここにさらにラッカーニを含む数名が合流。メイン集団に対して 30秒ほどの差をつける。
しかしソリューションテック・ヴィーニファンティーニが集団を牽引し、 80kmを過ぎたあたりで先頭集団を吸収し、ラストの周回コースに突入。周回コース突入後、周回内の唯一の登り区間でファンチェルが飛び出す。 3回目のスプリントポイントまで独走し、3秒のボーナスタイムを獲得する。ボーナスタイム獲得後、ファンチェルは集団を待ち再び集団は一つに。2回目の登り区間でチーム・トタルエナジーズが攻撃を仕掛けるも、ソリューションテックがこの動きを抑え込む。カウンターで武山晃輔 (宇都宮ブリッツェン )が飛び出すも、この動きもソリューションテックが抑える。最終周回突入直前にフアン・ペドロ・ロサーノ (トレンガヌ・サイクリングチーム )が単独で飛び出し、最大 30秒ほどまでタイムギャップを開く。しかし、集団スプリントに向けてメイン集団がペースを上げ、残り 500mを過ぎたあたりでロサーノを吸収し、そのままスプリントへ.。ポイント賞ジャージを着るドリス・デポーテル (アンテルマルシェ・ワンティ )が先行するも、横から捲ったアフリカ
チャンピオンジャージのへノック・ムルブラン (XDS – アスタナ)が優勝.。デポーテルが2位、3位にはこの日が引退レースとなるジョフレ・スープ (チーム・トタルエナジーズ )が入った。TEAM UKYOはファンチェルが9位となった。

最終的に、個人総合でガリッボが 3位、増田が日本人最上位の 11位、ボーナスタイムを獲得したファンチェルが15位。チーム総合2位、個人山岳賞でファンチェルが 2位となった。

マイナビ ツール・ド・九州 Stage3 宮崎・大分 RESULT
1. ヘノックス・ムルブラン (XDS – アスタナ) 2:36’06”
2. ドリス・デボーテル (アンテルマルシェ・ワンティ ) st
3. ジョフレ・スープ (チーム・トタルエナジーズ ) st
9. アレッサンドロ・ファンチェル (TEAM UKYO) st

マイナビ ツール・ド・九州 FINAL GC
1. キリロ・ツァレンコ (ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ ) 8:01’05”
2. レイン・タラマエ(キナンレーシングチーム ) +4”
3. ニコロ・ガリッボ (TEAM UKYO) +49”