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【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 第2ステージ 熊本ステージ 南小国町〜南阿蘇村 114.85km (54.13km+30.36km×2 LAPS)
レース レポート
2025.10.14

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【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 第2ステージ 熊本ステージ 南小国町〜南阿蘇村 114.85km (54.13km+30.36km×2 LAPS)

登りで積極的に仕掛けるも、最後は集団フィニッシュとなりガリッボが15位

開催日: 10月12日
距離:120.43km (19.97km+16.74km×6 LAPS)
参加チーム: 18チーム(WT 2/PT 3/CT 13)
出走選手数: 92名
TEAM UKYO出場メンバー : 増田成幸、鎌田晃輝、石橋学、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、シ
モーネ・ラッカーニ
TEAM UKYOスポーツディレクター : マヌエーレ・ボアロ、田村遼
レース公式サイト: https://tourdekyushu.asia/

TEAM UKYO公式サイト: https://jcl-team-ukyo.jp/

Live:https://x.gd/z71Iv

 

マイナビ ツール・ド・九州第2ステージは熊本県南小国町にある瀬の本レストハウスから南阿蘇村役場までの114.85km。途中30.36kmを2周する周回コース内には、JA阿蘇グリーン一の宮に設定されたスプリントポイントが2回、ミルクロードに2度設定された1級山岳のKOMがある。この登り坂は破壊力があるものの、2回目のKOMからフィニッシュまで約50kmほどあるため、この登りでドロップした選手たちが再度合流する可能性もある。周回コースを抜け、南阿蘇村役場までの約44kmは再びライン区間となり、ライン区間の前半の15km程は細かいアップダウンをこなしながら進む。その後は下り基調の平坦路となり途中の94km地点の色見に最後のスプリントポイントを通過しフィニッシュへ向かう。ガリッボの個人総合3位キープをプランAとし、有力勢の攻撃をファンチェルとラッカーニが処理。最後のスプリント勝負に備える作戦で挑む。

下り基調の4.8kmのニュートラル走行の後にリアルスタート。何度もアタックが繰り返されるが集団が落ち着くことはなく逃げは容認されない。23.7km地点のスプリントポイントへ向かうダウンヒルで集団が分裂し大きく2つに別れる。スプリントポイント通過後の25km地点で5名が集団から飛び出し、集団はこれを容認。織田聖(マトリックス・パワータグ)、入部正太朗(シマノレーシング)、フェリペ・マルチェロ(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)、久保田悠介(ヴィクトワール広島)、阿部源(VC福岡)の5名は46秒までタイム差を開き、1度目のKOMへの登り突入。前日にKOMポイントを重ね山岳賞ジャージを着る織田聖が快調に進み、他の4名を振り落としKOMを目指す。後方のメイン集団では有力チームがペースを上げ、トマ・ボネ(チーム・トタルエナジーズ)が集団から飛び出し、KOMを過ぎたところで先頭の織田に合流。その後ろではアレッサンドロ・ファンチェル(TEAM UKYO)とマーク・ドノヴァン(Q36.5プロサイクリングチーム)が2名で追走。しかしこの2名は程なくして集団に吸収される。後方のソリューションテック・ヴィーニファンティーニがコントロールするメイン集団までタイム差は最大1分ほどまで開くもののじわじわとタイム差が縮まっていく。

2度目のKOMへの登りでメイン集団は先頭集団を吸収。チーム・トタルエナジーズがハイペースで牽引し、ジョルダン・ジェガット(チーム・トタルエナジーズ)がアタック。この動きにファンチェルとニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO)が反応。さらにキリロ・ツァレンコ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) も合流.。ジェガットがハイペースを維持しファンチェルのみが着いていく。2名は協調していくも、人数のいる後続が2名を吸収。14名ほどの先頭集団が形成される。ファンチェル、ガリッボ、シモーネ・ラッカーニ(TEAM UKYO)の3名がこの中に含まれる。この14名は後続の集団まで最大で1分近く差を広げるものの、85kmほどの地点でメイン集団が14名を吸収。何度かアタックが掛かるものの、リーダーチームソリューションテック・ヴィーニファンティーニを中心にコントロールし、45名ほどの集団でスプリント勝負へ。登り勾配でのスプリント勝負はチームメイトにリードアウトされたドリス・デボーテル(アンテルマルシェ・ワンティ)が優勝。ジョフレ・スープ(チーム・トタルエナジーズ)、ヘノックス・ムルブラン(XDS – アスタナ)が続いた。TEAM UKYOはニコロ・ガリッボが同タイムの15位でフィニッシュし、個人総合3位をキープ。個人総合7位に着けていた増田は同集団でフィニッシュしたもののボーナスタイムの影響で10位に下げている。

マイナビ ツール・ド・九州 Stage2 熊本 RESULT
1. ドリス・デボーテル(アンテルマルシェ・ワンティ) 2:35’47”
2. ジョフレ・スープ(チーム・トタルエナジーズ) st
3. ヘノックス・ムルブラン(XDS – アスタナ) st
15. ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO) +43”

マイナビ ツール・ド・九州 Stage2 After GC
1. キリロ・ツァレンコ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) 5:25’09”
2. レイン・タラマエ(キナンレーシングチーム) +4”
3. ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO) +49”