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【RACE REPORT】Giro della Romagna ルーゴ 〜 カストロカーロ・テルメ・エ・テッラ・デル・ソーレ (197.4 km)
終盤積極的に動いたガリッボが 8位。
Giro della Romagna
開催日: 9月21日
距離: 197.4 km
UCIカテゴリー: 1.1
参加チーム: 18チーム(ワールドチーム 1、プロチーム7、コンチネンタルチーム 10)
TEAM UKYO出場メンバー : アレッサンドロ・ファンチェル、マルク・カベド、ニコロ・ガリッボ、石橋学、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
TEAM UKYO SD: マヌエーレ・ボアロ、アルベルト・ボルピ
レース公式サイト : https://www.extragiro.it/ciclismo-gare/giro-della-romagna/
TEAM UKYO公式サイト: https://team-ukyo.jp/
ジロ・デッラ・ロマーニャのコースは 197.4 kmで、累積標高差は 2300メートル。ルーゴをスタートし、最初の75 kmは完全に平坦です。75 km地点で、選手たちはカストロカーロ・テルメ・エ・テッラ・デル・ソーレの周回コースに入ります。 17.5 kmを7周し、各周回は「レ・ヴォルトゥーレ・ディ・ロマーニャ」の登り( 1.9 km、平均5.4%、最大9%)から始まり、その後短い下り、続いて「ヴィア・デル・テゾーロ」の登り( 2 km、平均4.3%、最大8%)があった。最後の登りの頂上から残り 8km。最後の5.5 kmは完全に平坦たなっています。TEAM UKYOは昨日に引き続き、アレッサンドロ・ファンチェルとニコロ・ガリッボをエースに、最後の登りで彼ら、もしくはナホム・ゼライがアタックを試みるという戦略だった。
レース開始から 6 kmで、5名の選手が逃げを決めた。ケヴィン・ペッツォ・ロゾラ( General Store – Essegibi –Fratelli Curia)、リカルド・アルケッティとレオナルド・メッチア( Team Technipes #inEmiliaRomagna)、マルコ・メローラ(Sam – Vitalcare – Dynatek)、マッテオ・バセッジョ( S.C. Padovani Polo Cherry Bank)。集団は彼らを容認し、タイム差は最大 4分45秒まで広がる。ここで唯一の WTチームであるアスタナ -XDSが追走を開始し、状況をコントロール。TEAM UKYOは安全に集団待機し、終盤に備えて力を温存した。アスタナ-XDSの牽引で差は徐々に縮まり、カストロカーロ・テルメの周回コースに入る時点で 3分40秒差。1周目の登りでメローラが遅れ、先頭は 4人に。彼はその後すぐ集団に吸収。 2周目にはQ36.5 Pro Cyclingもコントロールに加わり、差は3分未満に。昨日のミラノ〜ラパッロで落車した石橋学( TEAM UKYO)はチームカーからボトルを運ぶなど、仲間を助けた後、この日リタイア。以降、 TEAM UKYOは5名で走行。残る選手は安全に集団待機し、前方の動きに備えた。
アスタナ-XDSとQ36.5の牽引で、3周目には集団が逃げに接近。この時点でペッツォ・ロゾラが単独アタック。他の3人は捕まった。4周目開始時、ペッツォ・ロゾラは数秒差を維持していたが、登りで吸収。直後の下りでウォルター・カルツォーニ(Q36.5)がアタック。彼はメイングループに対して 1分15秒の差を得て5周目へ。5周目序盤、マルク・カベド( TEAM UKYO)がアタックするも吸収。続いてシモーネ・ヴェラスコ(アスタナ -XDS)がカルツォーニに合流。この2人が20秒差を築いたが、ファンチェル( TEAM UKYO)が動き、アレッサンドロ・ピナレッロ(VF Group-Bardiani CSF-Faizanè)、サミュエル・フェルナンデス( Caja Rural-Seguros-RGA)と共に合流。しかし協調できず、集団に吸収された。6周目、ヴォルトゥーレ・ディ・ロマーニャ䛾登り䛷クリスチャン・スカローニ(アスタナ -XDS)が強烈なアタック。これにガリッボ(TEAM UKYO)と再びカルツォーニが反応。カルツォーニは頂上で脱落。ガリッボはスカローニと先頭2人に。背後の第1追走集団は13名。テルセロ(Polti VisitMalta)、コボ、イリバル、グティエレス( Equipo Kern Pharma)、ロック(General Store)、ヴェラスコ(アスタナ)、ピナリエッロ( VF Group-Bardiani)、ダティ(Biesse-Carrera)、ブランビッラ、クリステン、ドノヴァン( Q36.5)、プラデス(Caja Rural)、オカミカ(Burgos Burpellet BH)。シモーネ・ラッカーニ( TEAM UKYO)は第2追走集団に位置。ファンチェルとゼライはトラブルでこの集団から脱落してしまった。スカローニとガリッボは良い協調で最終周回入り口で 20秒差を維持。しかし最後の登りでガリッボは千切られ、追走集団に吸収。残り10 km、スカローニが独走。コボ( Equipo Kern Pharma)が追走集団から抜け出し、単独で 2位へ。ガリッボはスプリントに備えたが、脚が残っておらず 8位でゴール。ラッカーニが 23位でUCIポイントを獲得した。
ガリッボのコメント
「今日は本当に全力を尽くしました。集団でただ待つのではなくく、前で動きたかった。スカローニがアタックした瞬間、重要な動きだと分かりました。必死についていきましたが、最後の周回で千切られてしまいました。もし少し力を温存できていれば、スプリントでもっと上位、トップ 5や表彰台も狙えたかもしれません。でもこのチームのジャージで前を走れたことを誇りに思います。」
GIRO DELLA ROMAGNA 2025 RESULT
1. Christian Scaroni (XDS Astana) in 4h42’03”
2. Ivan Cobo (Equipo Kern Pharma) +51”
3. Simone Velasco (XDS Astana) +1’33”
8. Nicolò Garibbo (Team UKYO) s. t.