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【RACE REPORT】Czech Tour  Stage 3 / プロスチェヨフ – オストラヴァ 148km
レース レポート
2025.08.18

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【RACE REPORT】Czech Tour Stage 3 / プロスチェヨフ – オストラヴァ 148km

KOMジャージを着るガリッボが山岳ポイントを加算してリードを広げる。

レース期間 : 8月16日
距離:148km
UCIカテゴリー:2.1
出場チーム数: 19チーム(ワールドツアー 2、プロチーム3、コンチネンタル14)
出走選手数:124人
TEAM UKYOメンバー:マルク・カベド、アンドレア・ダマト、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、
石橋学、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ・アルベルト・ボルピ
レース公式サイト:https://www.czechtour.com/

チェコ・ツアー第3ステージは、スプリンターのとって最後のチャンスとなるコース設定だった。プロスチェヨフからオストラヴァまでの 148 km。序盤に コズロフ峠(5.9 km 平均4.9%) が設定され、その後は約100 kmのフラット区間を経て、オストラヴァでの集団スプリントが濃厚とみられていた。

チーム右京の作戦は、個人総合 2位でスタートしたアレッサンドロ・ファンチェルを中心に総合リーダーを守ること。加えて山岳賞ジャージを着るニコロ・ガリッボが、逃げに乗ってさらにポイントを重ねられるかどうかが鍵だった。

 

序盤20 kmはアタックが繰り返され、なかなか決まらなかったが、約 20 km地点で5人の逃げが形成された。その中にガリッボが加わり、山岳賞ジャージを守る動きを見せた。逃げグループの5名は、ニコロ・ガリッボ(チーム右京)、マテウシュ・コスタンスキ(ヴォスター ATS)、ロイック・ベッテンドルフ(フリンクオウ・アドヴァリクス)、カスパー・ファンデルヴーデ(メテック SOLARWATT)、ドミニク・レーバー(ベノッティ・ベルトホルト)。最大タイム差は2分30秒にとどまり、総合首位ジュニオール・ルセルフを抱えるスーダル・クイックステップが逃げを容認しなかった。

コズロフ峠の山岳ポイントでは、コスタンスキが先行したが、ガリッボがスプリントで抜き去り 6点を獲得。これでライバルとの差を広げ、山岳賞リードを 12ポイントに伸ばした。その後、ガリッボは集団に戻り、チームメイトをサポートする役割に徹した。

残り10 kmで逃げは吸収され、スプリンターのチームが主導権を握る展開に。最後はリアム・ウォルシュ( CCachex Bodywrap)が優勝。ルーク・ランパルティ(スーダル・クイックステップ)が 2位、マルセル・ボグスワフスキ( ATTInvestments)が3位に入った。
ファンチェルは14位でフィニッシュし個人総合 2位(首位ルセルフと 4秒差)を堅持。
ゼライは総合12位をキープ、カベドは17位に浮上。総合争いは最終日のクイーンステージに持ち越された。山岳賞はガリッボが 24点で首位を維持。 2位シュランに12点差、ルセルフには16点差をつけ、シーズン 3つ目の山岳賞獲得が濃厚となった。

ニコロ・ガリッボのコメント
「今日は山岳賞のポイントを狙うプランでした。 20 km地点でチャンスを見つけてアタックし、 4人が追随しました。山岳ポイントではギリギリでしたが勝てました。その後は集団に戻り、チームをサポートしました。 6点すべて取れたのは大きな成果で、このジャージはもうすぐ自分のものになると思います」

CZECH TOUR STAGE 3 RESULT
1. リアム・ウォルシュ( CCache x Bodywrap) 3h24’31”
2. ルーク・ランパルティ( Soudal Quick-Step) s.t.
3. マルセル・ボグスワフスキ( ATT Investments) s.t.

CZECH TOUR STAGE 3 AFTER GC RESULT
1. ジュニオール・ルセルフ( Soudal Quick-Step) 11h33’53”
2. アレッサンドロ・ファンチェル(チーム右京) +4”
3. シアン・ウィトデブルックス( Visma Lease a Bike) +9”