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【RACE REPORT】Czech Tour  Stage 2 / パルドゥビツェ – ドルーヘ・ストラーネ 172.8km
レース レポート
2025.08.17

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【RACE REPORT】Czech Tour Stage 2 / パルドゥビツェ – ドルーヘ・ストラーネ 172.8km

山頂フィニッシュでファンチェルが 2位!GCでも2位につける。 ガリッボは山岳賞ジャージをキープ。

レース期間 : 8月15日
距離:172.8km
UCIカテゴリー:2.1
出場チーム数: 19チーム(ワールドツアー 2、プロチーム3、コンチネンタル14)
出走選手数:128人
TEAM UKYOメンバー:マルク・カベド、アンドレア・ダマト、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、
石橋学、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ・アルベルト・ボルピ
レース公式サイト:https://www.czechtour.com/

チェコツアー第2ステージは、総合争いを占う最初試金石となる一日だった。パルドゥビツェからドルーヘ・ストラーネまでの 172.8kmのコースは中盤にアップダウンと 1つのKOMがあり、最後には13.2km・平均勾配5.4%の登坂ゴールが設定されていた。前半は比較的緩やかだが、残り 6kmから勾配がきつくなる設定で、クライマーたちにとって重要な山場となった。

TEAM UKYOは、ファンチェルとラッカーニ、エリトリアチャンピオンのゼライ、さらにカベドを総合上位候補として守る戦略で臨んだ。山岳賞ジャージを着るガリッボは、ライバルが動けず応戦する構えでプロトンに待機。第 1ステージで落車した石橋は骨折はなく出走を決断、自身の状態を見極めつつ走ることとなった。

序盤7kmで8人が逃げを形成。彼らは山岳賞争いに影響がない選手ばかりだったため、ガリッボは動かずチームをサポート。逃げは最大で4分30秒差まで広がったが、ヴィスマ・リースアバイクとスーダル・クイックステップがコントロールを開始し、残り26kmで差は1分半まで縮小。そこから最後の登坂勝負に入った。

残り7.5kmで、ヴィスマのシアン・ウィッテブルックスがアタック。スーダルのュニオール・ルセールフ、 XDSアスタナのサンティアゴ・ウンバ、そして TEAM UKYOのファンチェルが追随。さらにゼライがブリッジを成功させ、先頭は5人に。ここでUKYOは唯一2人を残すことに成功した。

残り5kmでファンチェルが単独アタック。最大 10秒差を稼いだが、グランツール総合上位経験を持つウィッテブルックスが追い上げ、捕まってしまう。残り3.5kmでウンバが遅れ、先頭は4人。さらにウィッテブルックスが加速し、ファンチェルとゼライは必死に食らいついたが、ゼライは残り 1.5kmで脱落。ラスト250mでルセールフがスプリント。ファンチェルも反応したが抜け出せず、 2位でゴール。高いレベルのレースで堂々の表彰台を獲得した。ゼライは22秒差の8位。カベドは19位でチームメイトを支え、ガリッボも献身的に動いた。昨日落車した石橋も無事完走した。

アレッサンドロ・ファンチェルのコメント
「今日は満足しています。最後のコーナーで前に出ざるを得なかったのが少し悔やまれます。結果は変わらなかったかもしれませんが …。それでも、このレベルのレースで 2位は良い結果です。 6月末のイタリア選手権以来のレースで、レースで勘はまだ戻っていませんが、良い 1か月間のトレーニングを積めていたので調子は良いです。これからは総合表彰台を守ることを優先しつつ、チャンスがあれれリーダージャージを狙いを狙い思います。日々挑戦していきます。」

 

CZECH TOUR STAGE 2 RESULT
1. ジュニオール・ルセールフ(スーダル・クイックステップ) 4h16’33”
2. アレッサンドロ・ファンチェル( TEAM UKYO) s.t.
3. シアン・ウィッテブルックス(ヴィスマ・リースアバイク) +3”

CZECH TOUR STAGE 2 AFTER GC RESULT
1. ジュニオール・ルセールフ(スーダル・クイックステップ) 8h09’22”
2. アレッサンドロ・ファンチェル( TEAM UKYO) +4”
3. シアン・ウィッテブルックス(ヴィスマ・リースアバイク) +7”