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【RACE紹介】CzechTour Race Preview
開催日:8月14 ~ 17日
距離:663km
UCIカテゴリー:2.1
出場チーム数: 19チーム(ワールドツアー 2、プロチーム3、コンチネンタル14)
出走選手数:133人
TEAM UKYOメンバー:マルク・カベド、アンドレア・ダマト、アレッサンドロ・ファンチェル、ニコロ・ガリッボ、
石橋学、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ・アルベルト・ボルピ
レース公式サイト:https://www.czechtour.com/
TEAM UKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
TEAM UKYOはシーズン後半戦の幕開けを迎える。
日本チームはシーズン前半において、ツアー・オブ・ジャパンで個人総合優勝と 3ステージ勝利、さらに日本選手権とエリトリア選手権の優勝といった大きな成果を挙げてきた。
2025年シーズン後半は 8月14日〜17日に開催される 4日間のステージレース「チェコ・ツアー」でスタート。
今回のレースには以下の7名のメンバーで臨む。
2025年ツアー・オブ・ジャパンの覇者アレッサンドロ・ファンチェルが総合優勝争いのエースを務め、今年すでに2勝(ツアー・オブ・ジャパンとツール・ド・キョンナムでそれぞれ 1勝)しているシモーネ・ラッカーニが共に挑む。6月にエリトリア選手権を制し、エリトリアチャンピオンジャージで初めて出場するナホム・ゼライも、山岳ステージで重要な役割を担う。セッティマーナ・コッピ・エ・バルタリで山岳賞を獲得したマルク・カベドは、オマーン、コッピ・エ・バルタリ、ツアー・オブ・ジ・アルプスに続く今季 4度目のステージレースで好成績を狙う。アンドレア・ダマトが平坦ステージでのステージ優勝を狙うスプリンターの役割を担うが、今回のチェコ・ツアー直前に体調を崩し、ベストコンディションではない可能性がある。ニコロ・ガリッボは山岳賞ハンターとしての地位を確立しており、ツール・ド・熊野、ツアー・オブ・ジャパンで山岳賞を獲得し、さらにステージ優勝にも迫った。今回も展開次第で逃げに乗り、再び山岳賞を狙う。石橋学はこれまで同様、平坦区間でのエース保護や必要に応じて集団牽引など、チームに不可欠な存在となる。
ステージ詳細
第1ステージ(プラハ〜カルロヴィ・ヴァリ/ 163km・獲得標高 2260m)
アップダウンを繰り返すコースで、 KOMは3か所。
終盤のチハナでアタックの可能性はあるが、集団スプリントになる可能性が高い。
第2ステージ(パルドゥビツェ〜ドゥロウネ・ストラーネ/ 172.8km)
総合争いが動き出す山岳ステージ。ゴール䛿全長 13.2km・平均5.4%の登り。ここで最初の総合タイム差がつく見込み。
第3ステージ(プロスチェヨフ〜オストラヴァ/ 148km)
スプリンターのラストチャンス。序盤にコズロフ KOM(5.9km/平均4.9%)を越えた後、約100kmの平坦区間を経てオストラヴァで集団スプリントが濃厚。
第4ステージ(クロメジーシュ〜プステヴニ/ 179km・獲得標高 2975m)
今大会のクイーンステージ。全長 5.4km/平均7.5%の厳しいKOMを2回登り、2回目の頂上がゴール。ここで最終的で総合順位が決まる。
シモーネ・ラッカーニのコメント
「調子はいいです。 1週間前までトレーニングキャンプを行い、計画通りに仕上がりました。暑くなる予報なので、その気温に慣れる必要があります。総合を狙うかステージ優勝を狙うかは日々の状況を見て判断します。このレースで結果を出せれば、シーズン終盤、特に 9月の地元フリウリでのレースに向けて最高の弾みになります。」
石橋学コメント
「ヨーロッパでの最後のレースは 4月のツアー・オブ・ジ・アルプスでした。後半戦の最初のレースなので、いい形で終えたいと思います。レベルの高いレースなので、積極的に攻撃に出たり、逃げに乗ったりして、チームメイトを助けたいです。」